夜の独り言

なんだかんだ他人の人生気になる

やりたいことがないから最低の人間になった。

最近ずっと将来のことについて考えている。

自分のやりたいことを探しているはずなのに、気づけば世間体や金銭面にしか目を向けていない。

どうしても人と自分を比べてしまう。

こんな自分にうんざりする。

こんなことを頭の中で永遠と考えているから、人との会話でも知らないうちに私はマウントを取ったりしているのだろう。

後になって、あの時なんであんなにムキになって自慢を並べていたのだろうと思うことがある。

うざくて鬱陶しい人間なんだろうな、私は。

 

勝ち負けにこだわるのは良いことなんだろうか。

私がしている勝ち負けにこだわるということは、悪いことにしか思えない。

よしあの人には勝ってるな、あの人には負けてるから悔しい。

常に頭の中で申し込まれてもいない戦いを繰り広げ、勝手に幸せの勝敗をつけている。

しかし、こんな上辺だけ見た評価で人間の勝ち負けを決めるのは何の意味も持たないし、本当に時間の無駄だ。

大切なのは、その人が何を幸せとみなし、心がどれだけ満たされた状態でいるかということだと思う。

どれだけ良い生活を送っていようと、どれだけたくさんのブランド品で自分を固めようと、どれだけたくさんの友人がいようと、心が満たされていなければそれらには何の意味も持たない。

 

人それぞれ持っているものさしは必ず違う。

自分のものさしで他人の幸せを正確に測れるはずがない。

どれくらい幸せかなんて、その人にしか分からないのだから。

頭では分かっているのに、自分のものさしで人の幸せを測り、劣等感に襲われたり、優越感に浸ったりすることを辞められないでいる。

 

私はどうしたら心が満たされるのだろう。

悲しいがやはり誰かと比べて勝っているという安心感でしか満たされないのだろうか。

いつかは他の誰かと自分を比べない人生を送れるのだろうか。

その時は、とっくに自分のやりたいことを見つけて、自分の人生を歩めているのだろう。

 

なれるとしたら、誰もが認める天才になるよりも、夢を持てるような人間に私はなりたい。

 

またこんなにも無駄な思考をつらつらと書いていたら、いつのまにかあたりが明るくなっていた。